ネックを交換して
アンティグアサックスをセルマーに!
防音室の栗田楽器
http://www.pianoya.net/
←これがセルマーのピンクコパーのネック

フランス語でルージュなんとかと言うんだとか

ピンクコパーとは
ブラスに銅の比率を
多くしたもの
セルマーのサックス本体よりはもちろん安いけどネックだけでも中国製の安いサックスなら一式買えるほどのお値段

ところが、つけてみたところネックの方が細くてしっかり締められない、そのうえオクターブキーの連結がすき間があって出来ない
うーんどうしたんだ、このままではせっかく買ったこのネックが無駄になるじゃないか。やはりアンティグアはそっくりさんと言えどしょせん本人ではないのだろうか?たしかアンティグアはセルマーと く り そ つ だったのではなかったのか?キミィー
たしか アンティグアはセルマーとデザインも構造も くりそつ だったよね!


そうですよ、まさに く ・ り ・ そ ・ つ なんですよ。


だったら、ぴったりとセルマーのネックがおさまるんじゃないの?


ああ、これはネック調整が必要ですね。ネック調整といってネックと本体は別々に作られているので
実は新品でも出荷前に一本一本調整しているんですよ。
ゴチョゴチョ ゴチョゴチョ はい出来ました。
ほんとうはネックの方の径を少し膨らませる機械にかけて調整すれば完璧です。
足らない分はテープを巻いといて下さい。これはアンティグアを買ってもらうときにセルマーのネックを同時に買ってくれればネック調整して出荷することができるんですけどね。


うれしいぞぉー 音が出た!なんと含みのある助平(えっち)な音なのだ、うーん感激。
なんかこのへんで息がたまる部分があるっていうのがわかるね。

このネックをほかの国産メーカーのサックスに取り付けることはできるの?


物理的に可能でも設計がちがうので音程が取れなかったりして無限地獄に陥る可能性が大ですね
音色自体は大きくセルマーらしくなるんですが。



やっぱりセルマーはセルマーってわけだな(なんかモチは餅屋っていうのに似てるよね。)
注 くりそつ

そっくりの意