スライドドア装着の防音室

おそらく、組立式防音室に、スライド防音ドアを装備したのはこれが世界初だと思われる。

ガラスメーカーで作ったブースが過去にあったかも知れない、でもあれは単にガラス戸だった。
もともと高性能の防音を実現しようとして他社に無い２重構造の壁を使ったダブルタイプの防音室をサウンドジャパンでは提供してきたのだが、ドアが２重になるために、物理的に内側のドアは内開きにせざるを得ないのである。だからドアが動く範囲にはドラムやピアノなどの楽器を置いておく事は出来ないのであった。　このためスライド式は第１にドアの動く範囲に必要であった室内のデッドスペースが要らないために有効に内部が使えるようになった。
また第２に、これは一般の防音室などのように１重のかべの防音室でも言えるのだが外に開けた時にドアの動くスペースを開けておく必要が無くなったのである。これは何時も防音室設置における悩みの種であった。（下の図参照のこと）　　つまり設置したい部屋の面積に近い防音室が設置できるようになったのである。

スライド式だとうまくいく

防音室を設置する部屋の前が狭い廊下だったりすると広さ的には適当な部屋があっても防音室を設置できなかったのです。マンションの中のクローゼットのような部屋に小さな防音室を置きたいというご希望が多かったのですが今までは断念するケースがほとんどでした。既存の部屋の間仕切りを変更することなく防音室が設置できます。