1.ピアノにあった適当な音状
ご存じのようにピアノの反射音が吸音によりまったくない状態(
デッドな状態ともいいます)では、ピアノの音はやせ細って死んだような音に聞こえます。
サウンドジャパン防音室では適度な反射音があるように内部のパネルの反射率を計算して作製しました。
2.グランドピアノにあった内部空間
標準の防音室の高さは2200mmです、これは日本製では特注サイズの高さです。
グランドピアノの蓋を全開に できる防音室です。
サウンドジャパンの防音室の基本パネルはもともと 48pの幅で高さが2580mmあります。
これを組み立てて防音室がつくられています。これを既存の部屋の天井高へ収まるようにする必要があります。
このため通常はこれを短くして使用しますが、設置
されるお部屋に高さの余裕があれば、最大2380p
の内寸の天井高が得られます。(シングルの場合)
2580mm全長−(10p天井パネル+10p床パネル)
=2380mm しかも、大量生産品ではないので(注文があってから
パネルを切断加工するので)
20%の割り増し料金で 作製いたします。
できれば、天井高は高いほうが音を広がりを
持って聴けるので練習していて疲れませんね
3.セミオーダータイプも簡単に作成可能
もし、お部屋の中にデッドスペースを作りたくないとのご希望がおありでしたら、セミオーダーも引き受けます。
10%から20%の割り増し料金で作製いたします。くわしい見積もりは設置されるお部屋の寸法を測っていただければ作製いたします。
マンションなどの梁のでっぱりをよけて作ることや台形の防音室もできます。
4.現場での組立はネジだけ
サウンドジャパンの防音室は設置する現場ではすべてネジで組み立てられるようになっています。そのため従来の防音室のような充填材などを使用していません。また壁紙をあとから貼るような加工もありません。このため現在問題になっているホルムアルデヒドなどの乾きにくいかべのりによるシックハウス症候群の心配も皆無です。
パネルの継ぎ目が見える仕上がりですが、上記のような意味があります。もちろん、お客様のお好みでその上から壁紙を貼ることもできます。その場合は仕上げの吸音材を貼らないようにと御指示下さい
、そういうふうにすると直接壁紙がはれます。
継ぎ目なく壁紙を張る場合は石膏ボードをアルミの間柱にとめて普通のお部屋のように仕上げてください。
5.パネル位置は自由に変えられます。
サウンドジャパンの防音室はパネルで構成されているためドア枠を含むパネルを自由に設置することにより出入り口を自由に設定できます。かべの中央でも隅でも設定できます。
ただし、スライドドアの戸袋になる部分には換気装置は取り付けられません。
6.強力な静穏換気扇(シロッコファン)
サウンドジャパンの防音室は強力な換気性能をもつ静穏換気扇(シロッコファン)を装備しているので
あまり熱がこもらず時間がたてば理論的には外気と同じ気温にできます。
例えば外で冷房をしていればある程度、防音室の中も涼しくなります。
換気のために装置は通常はかべに取り付けてありますが、ある程度以上の大きさの防音室には天井部分に取り付けることが出来ます。
もちろん防音室の中へエアコンを取り付けることも簡単です。エアコンを取り付ける穴を電気屋さんが開けるのは外壁よりも簡単ですがスライド式は防音壁の内容のゴムが出てこないように工場で穴をあけて目止めをしてから出荷します。