DRAW BAR SOUND
(ドローバーサウンド)
2億5300万の音色を生み出す
ハモンドのドローバーシステムの魅力
ハモンドオルガンでしか作れない音、
ドローバーサウンド。
ハモンドオルガンのドローバーが作り出す音は、「らしい」音といえます。例えば
フルートに近い音を創ることはできますが、それは「フルートらしい」音だということです。
現在多くの電子オルガン、電子キーボードにはより生楽器に近い、リアルな音色が多数 搭載されています。このような時代にあって、ハモンドは何故ドローバーにこだわっている のでしょうか。
それは、ドローバーから創り出されたこの「らしい」音は逆にハモンドオルガンでしか創れ ない音、つまりハモンドオルガンの個性だからです。ドローバーが創り出すこの音に魅了 されたミュージシャンは多く、特にジャズやブルースの世界では一流のミュージシャンた ちに、もっとも愛され続けたオルガンといえます。

ドローバーを自分で引き出し音を創り出す、というアナログ的な方法は、電子楽器であり ながら、アコースティクであるという不思議な魅力を持っています。そして
アコースティクであるが故の難しさ、奥深さ、そしておもしろさが弾く者の創造力をかき立 ててやまないのです。
棒を引っ張って音を創る。一目で確認できるドローバー
パターンで無限に近い多彩なサウンドを視覚的にコントロール
ドローバーは英語で書くと「draw bar」つまり、引き出す棒です。棒で引っ張って音色を創る、というのがハモンドオルガンの特 徴です。

9本のドローバーは9つの異なる音の高さからなるサイン波(正弦波)で構成されています。
各ドローバーに記されているフィートという表示は、もともとパイプオルガンのパイプの長さから
転用された言葉です。その1本1本には0から8まで9つの音量レベルがあります。
この9本のドローバーと9つの音量レベルを組み合わせると、約2億5300万種類の音色が出 せると言われています。

理論的に音色を合成していくと基本的には下の4つのパターンに大別する事ができます。
これらの音色をパターンとして視覚的に憶えておけばそれを元にして変化させ、無限に近い 音色へと進展させることができます。
B.ディアパーソン系
A.リード系
パイプオルガンの ようなソフトな音色
クラリネットや
サックス
などの管楽器の
ような音色
D.フルート系
Cストリングス系
フルートなどの柔 らかい音色を持つ 管楽器のような音 色
チェロやバイオリン などの弦楽器のよ うな音色



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