NEW B3の誕 生 | ||||||||||||||||||||||||
Mr.HAMMOND New B-3の魅力を語る | ||||||||||||||||||||||||
ハモンドの原点、ドローバーシステム | ||||||||||||||||||||||||
2億5千3百万の音色を生み出す、ハモンドが開発したすご いシステムだ。しかし現実的に音色としてこの数を 使い分ける事はできない。すごいのは音色数ではない。 おなじレジストレーションでも演奏する場所や状況が変われ ばサウンドは変化するし、プレーヤーの感情だって 変化する。その変化に対応し、リアルタイムに9本のドロー バーを微調整しながらベストなサウンドを創る事が 可能なのだ。プレイヤーにフラストレーションを感じさせな いのがドローバーシステムのすごいところと云える |
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「B3はそのすべてが演奏の1部である」 と考えNEW B3を開発しました。 | ||||||||||||||||||||||||
B3開発スタッフリーダー | ||||||||||||||||||||||||
「やはりB3でなければ」というユーザーの声に、堂々と応えたのがNEWB3です。 音源部はB3に備えられた96のトーンホイールをひとつひとつサンプリングした波形を搭載してい ます。リーケージ・ノイズの波形も同じ機種の物なので、違和感無く自然に音色にとけ込ますことが できました。サウンド面に関しては、実際にB3とNEW B3を聴きくらべてもその違いは分からな いでしょう。 NEWB3開発でもっともポイントとなったのは鍵盤部分です。現在のデジタルオルガンの多くはCPUが 鍵盤を検知して発音を行いますが、この方式では発音のタイムロスは回避できません。そこでNEWB3 では音源部を常に発音状態にし、鍵盤部分の電気接点で実際に音のON OFFをおこない、押鍵すれば瞬時に音がでるという、オリジナルB3の方式を採用しました。もちろん 鍵盤部には各ドローバーに対して1つずつとパーカッションの計10個の接点が用意されています。 これは多列接点と呼ばれる構造で、やはりB3の方式を完璧に再現したものです。オルガンの大きな 特徴であるキークリックノイズも、実際にこの接点部分から発生していますが、接点には金メッキを 施していますのでほとんど経年変化が無くキークリックノイズも長期間にわたり同じ音質を保つこと ができます。 わたしたちはB3はそのすべてが演奏の1部であると考え、NEWB3を開発しました。B3にあるスイ ッチと同じ場所にスイッチがあり同じはたらきをするのがNEWB3で、その演奏感はB3以外のものを 全く感じさせません。 NEWB3はオリジナルのB3とすべてにおいて同じオルガンなのです。 |
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次はオルガンプレーヤー河合代介氏 弾きまくりIMPRESSIONを語る |
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ハモンドオルガン講座 |